たむろぐ

人生後悔しないための備忘録

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不動産業界に飛び込んで感じたこと①

社団法人の事務局職員から不動産屋に転職し、FC店としてオープンして早いこと4ヶ月が経とうしてます。

その中で感じたことをざっくばらんに書き留めておこうと思います。

 

前提として、不動産を売りたい・買いたい人が不動産屋に仲介を頼む場合、

売主さん → 不動産屋に依頼(広告活動をして買主さんを探す)

買主さん → 不動産屋に依頼(売出中の物件を探して提案する)

われわれ不動産仲介は成功報酬なので、物件の売買が成立しないと売上は発生しません。どんなに案内をしても、広告費をかけて宣伝しても、最終的に他社さんで契約されてしまうと経費倒れになるんです。

 

逆に、売主さんに依頼された会社が買主さんも自ら見つけた場合は、両方から仲介料をもらえるので、単純に倍の売上になります。これを両手仲介といって、不動産屋にとって喜ばしいことなんです。

 

だけど、そこに不動産業界の闇がありました!

両手仲介をしたいがために自らお客を見つけるまで、買いたいお客を紹介しようとする他社さんに「もう商談入っちゃいましたー」などと嘘を言う悪い不動産屋(もしくはその中の一部の営業担当さん)がいるそうです。いわゆる「囲い込み」ってやつです!

 

オープンしたての当店にはまだ売主さんから依頼された物件はちょっとしかないわけです。だから必然的に買いたいお客さんのために物件を探すことが多くなって、他社さんに物件確認の電話をかけるんです。

この4ヶ月間、そうやって実際に営業して感じたのは次の2つでした。

1.上記「囲い込み」はほとんどない(ときどき「もしや?」ってのはある)

2.けど実質囲い込みじゃね?って感じることが多々ある!怒

 

はい、今回の記事で愚痴りたかったのはこの2.でした!!

1.については意外・・・とまではいかないものの、まあ表立ってやる業者はいないよねーって感じです。ちなみに囲い込みの何が悪いのってのは、売主さんは基本「早く」「高く」売ってほしくて仲介料払ってまで依頼しているのに、囲い込みは売主さんのそういった想いを裏切って、自分の利益のためだけに買主さん探しをする行為だからです。

実際問題、誰がみても優良な物件は他社さんに紹介する前に自社の宣伝だけでもすぐに売れます!なので多少の囲い込み(最初に数日だけとか)は売主さんの不利益にはならないのかなと思ったりもします。

 

それよりも2.です!!

不動産業界経験ゼロのわたしが一番疑問に感じたのは、他社さんに広告活動を全くさせない業者が多すぎる!ってことです!!

 

例えば、新規の物件が出た(とある不動産屋が売主と契約して売りに出した)ときの一番多いパターンは、

私「レインズで拝見した○○物件はまだご紹介可能でしょうか?」

他社さん「はい、まだ紹介大丈夫ですよー」

私「ありがとうございます。ちなみにこちら弊社でも広告活動させていただいてもよろしいでしょうか?」

他社さん「あ、広告は一切お断りしております。」

私「・・・そうですか、承知しました。紹介できるよう頑張ります。」ガチャ

マジで、ほとんどの不動産屋はこれです。住○不動産販売・東○リ○ブル・三○不動産の御三家なんて会社の方針で決まってるんでしょうね、受付の人がマニュアル通り全拒否です。まあ大手様はお客いっぱいいるから他社に広告なんてさせねーよってことなんでしょう!

逆に広告いいよーって言ってくれる他社さんはすぐに覚えましたもん!

 

そんなん業界では当たり前だよーってFC本部のSVにも言われました。

しかし、そんなことは知ったこっちゃありません!

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です!!!笑

不動産業界のいままでの慣習なんぞクソ喰らえなんです。

(もちろん守るべきもの・良いものは倣いますよ)

売主さんの大事な大事な不動産を預かるんです。

その期待に応えるためには、一社でも多くの他社さんにも広告してもらったほうが良い買主さんに巡り会える確率は上がるはずです!

だから当社は基本広告活動オッケーにしてます!

それが健全な状態なはずです!

もちろん、売主さんが理由があっておおっぴらに広告しないでほしい場合もあると想います。それは例外です。

 

あとは、紹介してくれてもいいけど仲介手数料は払わないよ?っていう業者もいました。おい!それは実質紹介不可の囲い込みじゃね?って思います。

 

結論:周りがやってるからうちもってのは絶対にやらない!ゼロから始めたからこそ、慣習にとらわれず自分たちが正しいと思うことをやっていこう!

うちのモットーは「Clean Clean Clean」です!!